2013.11.03

「This Land Is Your Land」と「Hobo's Lullaby」とエリック・ホッファー


「波止場日記」、「自伝」という順で読んでみました。前者は私にとっては難しかったですが、後者は、放浪時代の体験談が面白かったです。訳者あとがきを読んで、ちょっとヒントがありました。『彼は「社会に適応しえぬ者たち」に共鳴し、「旅としての人生」を生き抜く決意をする。それはアメリカにとって、決してマイノリティーではなない』。つまり彼は、アイデンティティーとして「放浪」と「思索」を選んだことになるのではないでしょうか? エリック・ホッファーがアメリカを体現する存在であるとすれば、「新しき伝統」というアイデンティティを求めアメリカは悩んでいることになり、移民としての自由な多民族国家を求めて、国自体が「放浪」しているといえなくもないのではないでしょうか? それよって、立つとこところが、“Land”なのであって、アメリカの底流には、そんな魂が流れているのではないでしょうか? 
日本では「This Land Is Your Land」という歌が「我が祖国」と訳されて歌われています。「Land」を「祖国」と訳して日本語で歌うと、なにやらうさんくさい匂いがして、ちょっとうんざりしてしまいますけど、上のような意味で、アメリカという国の底流に流れているものを日本語で歌っても理解出来ないのではないでしょうか? それよりも、「ホーボーズララバイ」の方がアメリカをより良く理解出来るような気がしますが、どうでしょう?

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2012.02.19

Flatfooting


ブルーグラスのミュージックに合わせて踊るダンスは明らかにアイリッシュダンスの影響を受けてますね。日本で言うところのタップダンスもルーツは素人判断ですが、やはりアイルランドあたりにありそうです。ステップを踏む黄色のワンピースの女の子の仕草がとても可愛いです。音楽のエンディングはどこかで聞いた事のあるお決まりのフレーズで笑えます。

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2012.02.05

スクエアダンス


正方形に配置された四組のカップルが反時計回りに回ります。17世紀のイングランドが発祥とされてますが、スコットランドのCountry Dancingにも似ているとされてます。先の Red river valley をご覧いただけるとわかると思いますが、現在では世界中どこでも、特にUSAで非常に人気があります。ダンスはいくつになっても楽しいですね。

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2012.01.22

The Tuttles with AJ Lee


彼女達の音楽がウケけてるみたいなので、またアップしてみました。曲は「Alabam」です。ブルーグラスによくあるアップテンポな曲ですが、彼女達にピッタリな曲だと思います。それでは、AJ LeeとMolly Tuttleの歌やファミリーの演奏をお楽しみください。

最近は寒いので引きこもりがちです。カントリーミュージックを聞きながら、そして“泡”を飲みならかつ小説を読んでます。豊島ミホさんの『檸檬のころ』が爽やかでよかったです。郷里が一緒というのもあって、手に取ってみましたが、汽車通学をしてた頃がフラッシュバックされました。工藤正廣さんの方言詩にも似た味わいがあってグッドでした。

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2010.11.30

なにもなさそうにみえて…じつは

重要なことは何も語らないことによって伝える「術」というのがある。言葉を重ねれば重ねる程、自分から離れ、言葉の規制の中へ埋没する。だから大事なことは何も語らないことによって、重要な何かを伝える。そこはドーナッツの穴みたいだ。反対にその周辺は饒舌にどこまでも、細部までしっかり描く。

ブランクーシという彫刻家の作品に『無限の柱』というのがある。そろばんの玉のような形が垂直に延々と連なって空に聳えてる彫刻。彫刻であってそれは台座だ。その台座には何も載っていない。強いて言えば空気、空、天、といったところだろうか。つまり台座の上にある何もない空間、神聖なものを暗示している。

そんな彫刻と何も語らない物語、その二つには共通するものがないだろうか。

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2010.11.28

言葉少なに語る

重要なことは何も語らないことによって伝える術があるんだな。言葉を重ねれば重ねる程、自分から離れていってしまう。だからそのものは何も語らないことによって、重要な何かを伝える物語。ブランクーシという彫刻家の作品に『無限の柱』というのがある。そろばんの玉のような形が垂直に延々と連なって空に聳えてる彫刻。彫刻であってそれは台座だ。その台座には何も載っていない。強いて言えば空気、空、天、といったところか。つまり台座の上にある何もない空間、神聖なものを暗示している。そんな彫刻と何も語らない物語、共通するものがある。

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2010.01.25

フォークの夜明け?

これが、日本におけるフォークの始まりだと思う。諸説、様々あるけれど、僕はこの曲が日本におけるフォークソン具の原点だと思う。不満ののある方、レスたくさん待ってます。

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2007.08.12

これもフートン?

みなさんは『フートン(胡同)のひまわり』という映画をごらんになっただろうか? この映画にはフートンが美しく描かれている。フートン(胡同)とは石でできた家が集まってる北京の下町のことらしい。家にはトイレがなく、公衆トイレで用を済ます。高円寺の飲み屋界隈みたいなもんかな? それが来年のオリンピックやらで開発がすすみ、古き良きフートン(胡同)が壊されている。庶民はおかげで立ち退きをよぎなくされ、すむところに困っているという。大切な文化を壊してまでの開発なんてなんじゃ?

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ウィンドウショッピングは楽しい

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この日は日曜日なんだけど、郵便局の前にたむろする人々

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残りが一つになってしまった

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2007.07.22

北京でのある一日

午前中は、丁民先生を囲んでの座談会があり、「日中国交正常化と周恩来の思い出」といったテーマで、お話を伺った。難しいことは分からないが、1972年の正常化以前にも日中国交正常化の動きがあって、吉田首相の頃からの話や前年・1971年の第2のニクソンショックの事、また関連する中国と日本の事情等々、簡単に時系列的にお話しくださった。アメリカのベトナムの泥沼から抜け出したかったという事情、またはソ連に対向するための日本との関係の修復、といった事情が日中正常化の背景にあった事など。まとめは周恩来首相の性格、生き方および中国の外交姿勢などにもお話が及んだ。周恩来外交の特徴は、誠実な人柄をベースに友人をつくる外交を展開したこと。民間の往来を歓迎しwin-win、言わばソフトパワーという懐の深い外交を展開された。そして彼の信念としては「イデオロギーは強制できない」という考え方がベースにあったということをお話くださった。その後2・3質問が飛び交い、昼食となった。植林のための壮行会といった感じで、全青連の偉い方々と会食した。その後、天安門広場や故宮を観光する。
Beijin12
天安門広場は広い。観光客もたくさん。

Beijin13
天安門広場で連凧をあげている人がいた。

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2007.04.22

インスタレーション

Tomato
昨日、数十年ぶりに現代アートのパフォーマンスを見に行って来た。今はパフォーマンスとは言わずにインスタレーションと言うのか? 彦坂尚嘉+歌謡ミニマルミュージックバンドの奇怪な行為と音楽。フロアーに並べられた100本の牛乳瓶を、今まで歌謡曲を演奏していた作者・彦坂尚嘉氏とバンドのメンバーがハンマーで次々と叩き割る。そしてまた演奏に。しかしその演奏は突然、同じところを繰り返したり、観客に拍手を強要する。その手拍子に神が乗り移ったように狂う。そして、カンダーリしたような人物が二人が登場してガスマスクのようなものに叫び続ける。それはホースで赤い巨大なトマトのような風船に接続されていて、叫び続けるたびに大きくなる。最後に彦坂尚嘉氏が下着姿で登場。バケツ2杯分のトマトを被る。観客は飛び散るトマトをさけるため、トーメイのビニールを頭からかぶり、観劇? する。
最後に彦坂尚嘉氏が「越後トリエンナーレ」がみんな一つの方向に向かってしまったことへの反動だと述べる。イラクでは自爆テロが、個人では銃の乱射事件。体制に対しての反抗という意味のようなことを述べた。なるほど。たしかにグローバルスタンダードやアメリカに対する反対はあるのだろう。おどろおどろした、非科学的、論理的には納得できない情動が人間にはあるにはちがいない。表現としては、たとえば土方巽や大野一雄がやった暗黒舞踏なんかとどう違うのだろうか? 


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