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2013.11.03

「This Land Is Your Land」と「Hobo's Lullaby」とエリック・ホッファー


「波止場日記」、「自伝」という順で読んでみました。前者は私にとっては難しかったですが、後者は、放浪時代の体験談が面白かったです。訳者あとがきを読んで、ちょっとヒントがありました。『彼は「社会に適応しえぬ者たち」に共鳴し、「旅としての人生」を生き抜く決意をする。それはアメリカにとって、決してマイノリティーではなない』。つまり彼は、アイデンティティーとして「放浪」と「思索」を選んだことになるのではないでしょうか? エリック・ホッファーがアメリカを体現する存在であるとすれば、「新しき伝統」というアイデンティティを求めアメリカは悩んでいることになり、移民としての自由な多民族国家を求めて、国自体が「放浪」しているといえなくもないのではないでしょうか? それよって、立つとこところが、“Land”なのであって、アメリカの底流には、そんな魂が流れているのではないでしょうか? 
日本では「This Land Is Your Land」という歌が「我が祖国」と訳されて歌われています。「Land」を「祖国」と訳して日本語で歌うと、なにやらうさんくさい匂いがして、ちょっとうんざりしてしまいますけど、上のような意味で、アメリカという国の底流に流れているものを日本語で歌っても理解出来ないのではないでしょうか? それよりも、「ホーボーズララバイ」の方がアメリカをより良く理解出来るような気がしますが、どうでしょう?

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