« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012.10.25

なんた浜


吉育さんのハーモニカのインストでこの曲を知りました。「安里屋ユンタ」などで有名な宮良長包さんの曲です。石垣島の出身で沖縄のフォスターとも呼ばれているらしイッス。

| | コメント (0)

2012.10.23

そして十二・三年後にサンタフェで出会った夕焼けによって、ノルウェイの森


『ノルウェイの森』のなかで、永沢さんの就職祝いをハツミさんと僕との三人で祝った後、タクシーで渋谷に向かう途中「彼女が僕の心の中に引きおこす感情の震えはいったい何なんだろうと考えつづけていた。しかしそれが何であるのかはとうとう最後までわからなかった。」と僕が思う。そして十二・三年後にサンタフェで出会った夕焼けによってそれが何であったのかを理解する。「それは充たされることのなかった、そしてこれからも永遠に充たされることのないであろう少年期の憧憬のようなものであったのだ」。自分にとって、そんな風に女性を感じたことがかつてあっただろうか? …だからわからなかったのだと思う。
「彼女はだから特別な存在であり、誰かが何としても彼女を救うべきだったのだ」なるほど。それは「僕」の一部でもあり、救えなかった「かつての僕」もそこにいたのだともいえる。そして「僕」はおそらくハツミさんを失うと共に、その「心の震えを」その生において喪失してしまったのだ。この本を読むのはこれで4回目。今回はこの部分が非常に印象に残った。

| | コメント (0)

2012.10.21

なぎらさんのコンサートに行ってみた


昨日、亀戸カメリアホールのなぎらさんの40周年記念還暦コンサートにって来た。2部でゲストの「浅草ジンタ」が出てきて、雰囲気ががらっと変わる。「コンポステラ」に似ていると思った。チューバ、ソプラノサックス、ペット、が加わったブラスロック。コントラバスの弾き方が独特、ドラムもギターもうまい。浅草の匂いを演出したパンクロックともいえるような、得体の知れないバンド。なぎらさんとは浅草つながり? アンコールの「昭和の銀似」「夜風に乾杯」?は乗りまくり!

| | コメント (0)

2012.10.15

ものもらいの話


ご存知、貘さんの詩です。前にも書きましたが、この歌を鼻歌で歌うとなぜか元気になります。なぜでしょう? 自分も貧しいからでしょうか。歌うときのコツはできるだけゆっくりと引っ張るように歌うことです。そうすると鼻歌が鼻歌でなくなり、本当の歌になってしまいます。散歩をしながら歌うときは気をつけてください。曲がり角などでいないはずの人間が突然現れて、恥ずかしい思いをします。咳き込んでごまかしてもごまかしきれませんからね。変な人に思われても私はしりません。

| | コメント (0)

2012.10.13

愛情69


なでまわして、なでまわして、それでもって夢でもまたなでまわして。そうしないでは生きていられない。なでまわされた方は目や鼻が無くなるくらいにのっぺりとしてきて、ついにはブランクーシのポガニー嬢のようにつるつるまあるくなって光りはじめた。これ以上なでまわすとすり減ってきて、小さくなり、ついには無くなってしまうのではないかと気付きはじめた。そうなると、なでまわしたしすぎた私のプレザンスというものがどうなるかと考えると、それはあってはならなくて、やはりそれは過ちであったことに気付くのだ。その過ちは、君にもあると言われてもそれって私なのか第三者のことなのかわからないのだが、その状況から逃げねばなるまい、ということだけはわかりすぎるくらいわかるのだった。←これも妄想です。

| | コメント (0)

向日葵


私は翻訳を仕事にしている。毎日毎日コツコツと仕事をしているが、日常はカタツムリのように通り過ぎるだけ。書斎の窓からは一冬を越した緑の高原が望める。そんなある日、窓の向こうの景色に驚かされる。ふと気づくと、向日葵が一斉に咲いていた。私はその者達に惹き付けられよく見ると皆お日様の方を向いて胸を張って立っている。生命を漲らせ。まだら模様が悩ましい。しばらく、私は毎日が楽しくなったのだったがそれもつかの 間、楽しみは突然終わってしまった。その者達はみんな頭を垂れて死んでいってしまったのだった。そういえば似たようなことがあったことを思い出した、あいつのことだ。呼びもしないのに突然やって来て、その悩ましいまやかしさをいっぱいに広げてまた突然去っていった。私の心をかきむしって。そんなにして行ってしまうのなら、やって来なければ良かったのに! 呼びもしないのにやって来やがって。またつまらない日常というヤツがやって来たのだった。←これは妄想です。

バーナード・フォレスト、昔っからググッてるのですが、なかなか出てきません。でもきっと素敵な詩人に違いありません。いつかこのイメージで絵を描こうと思ってます。竹久夢二風にね!

| | コメント (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »