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2010.11.28

言葉少なに語る

重要なことは何も語らないことによって伝える術があるんだな。言葉を重ねれば重ねる程、自分から離れていってしまう。だからそのものは何も語らないことによって、重要な何かを伝える物語。ブランクーシという彫刻家の作品に『無限の柱』というのがある。そろばんの玉のような形が垂直に延々と連なって空に聳えてる彫刻。彫刻であってそれは台座だ。その台座には何も載っていない。強いて言えば空気、空、天、といったところか。つまり台座の上にある何もない空間、神聖なものを暗示している。そんな彫刻と何も語らない物語、共通するものがある。

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