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2008.01.05

石田衣良の短編

石田衣良の短編集『スローグッドバイ』にいくつか良いお話しがあった。この本全体としては、若い世代の恋愛集といった感じで、セックス抜きには恋愛は考えなれない現代の若者の日常や仕事、出会い等を描いている。かといってセックスが全てではない彼ら。たとえば『真珠のコップ』。渋谷のラブホテルで知り合ったコールガール・リカコと隔週ごとに付き合ううちに主人公のヒロトは本当に好きになっていく。ついに最後の指名をして、普通のデートがしたいと申し込むのだ。その場面はなぜか泣ける。恋愛からセックスという順番が普通ならその反対、セックスから恋愛だってあり得る、面白い。セックスをさらっと書いて嫌みがなくそして軽い。今の若者はこんな風な毎日を送ってるのか。いいな〜。そういう自分は老人なんだろうか?

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