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2007.01.15

飾り棚_最終章

座っている席の前のガラス窓の桟にはなにやら、グリコのオマケではないがあれぐらいの大きさの人形が適当な間隔で並べられている。壁には手書きらしいメニューがお洒落。カレーのセットが950円と書かれている。後ろの壁には自分の知らない素朴派の絵が1点掛かっていて。、その対向の壁にも同じ作家の比較的大きなリトグラフの額が4〜5点くらい掛かっている。パリかなにかの街の風景で雪景色の絵だ。今は冬だからいいが夏になってもこの絵は一年中掛かってるのだろうか? なんて考えながら
「このお店の名前はなんていうんですか?」
「リトラージュ」
そう言ったようだったが、言ったそばから忘れてしまった。
「どういう意味なんですか?」
めんどくさそうな顔をしてこちらをにらみながら
「フランス語で飾り棚という意味です」
だそうだ。今度ネットで詳しく調べてみよう。食後のコーヒーを飲んでるとまた話しかけてきた。この辺で仕事をしているのか? とか、お店の向かいにある東大の病院が何年か前に閉鎖してからお客さんが減ってしまって大変だとか、他愛もない話がはじまってこちらもそれに話をあわせながらフンフンと聞いていると、もうひとつおまけのヨーグルトが出て来た。ちょっと儲けたようなきがしてありがたくいただく。いつのまにかお客さんは僕一人になっていた。それでもうひとつ聞いてみた。
「壁にかかっている絵はなんていう方の絵ですか? なにやら素朴派の絵のようですけど…」
「○○○○○○○○」(すいませんなんて言ったか忘れてしまいました〜)
と言ってその画家の画集を見せてくれた。複製画と思っていたそれらの絵は、本物で40点くらいコレクションしているうちの一部で、季節や気分によって、掛け変えてるというのだ。まるほど、だから今はパリの街角の雪景色なんだ。春には春の夏には夏のパリの街角の絵がおそらく掛かるはずだ。まだ見ぬパリそしてセーヌ。かつてアポリネールがマリーロランサンのことをうたったミラボー橋、シャガールが描いたエッフェッル塔、ピカソやその仲間達が集った洗濯船、ユトリロが描いたモンマルトルの丘、レミゼラブルのコゼットとマリユスが出会ったリュクサンブール公園。ママさんの話を聞いてるうちに心はアコーディオンの音とともに花の都パリに飛んでしまった。そんな風にしてその日のお昼休みはあっという間に過ぎ、またくることを約してそのお店を出たのであった。今年はじめてのプチ出会い。な〜んちゃって。
追記、その後の情報でわかったのだが、犬の名前はアッシュ君で、フジテレビの目覚ましテレビのワンコに出演されてたもより。お店は25年も続いている老舗? ということで雑誌にも紹介されてるようだ。じゃ〜ん。みなさんもしも3丁目坂でこのようなお店を見つけたら、入ってみましょうね。ね。

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コメント

きょうはパリへ東大はセーヌまで雑誌っぽい紹介したいなぁ。
だからponntaはフジテレビと絵におまけしたかも。
そしてパリでこの辺が意味したいなぁ。

投稿: BlogPetのponnta | 2007.01.16 11:09

こんばんは、faceさん。

今年最初のプチ出会いはこのお店だったんですね。
犬やお店の方とか…とても独特な雰囲気をかもし出しているこのお店。
絵に関しては特にこだわりがありそうですね。
こんなプチ出会い、楽しそうですね。
私もお話をすれば、おまけのヨーグルト、頂けるのかな~?

投稿: ぽっかぽか | 2007.01.19 23:01

こんばんは〜、ぽっかぽかさっん。
そうなんですよ、ちょっとしたお洒落なお店何ですよ。
職場の人たちにも教えたり、
一緒に行ったり…。
少しはこのお店に貢献してるかな?
絵に関しては、名前がわかり次第
お教えしますね。
なかなか良い絵ですよ〜。
ぽっかぽかさんなら、
きっとヨーグルトだけではなくて、
「元祖目白台ロール」(リッチなロールケーキ?)
が更なるおまけで着いてくること間違いなしです〜、
あはは。

郊外の絵に見覚えは?
あはは?

投稿: face(ぽっかぽかさんへ) | 2007.01.21 19:33

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