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2007.01.24

飾り棚_写真編

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中から外を見たところ。ガラス窓の桟には小物がたくさん並んで可愛い。
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会社の人を何人か連れて行ったら、お礼に「元祖、目白台ロール」をサービスでつけてくれました。太っ腹〜。コーヒーをかき混ぜる陶製のスプーンの先にもひとつひとつ可愛らしい絵が描かれています。

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2007.01.21

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドとコントロールドラマ

ある人のおすすめで読み始めたのが、ガッツリはまってしまった。「世界の終わり」というおそらく人間の心の寓意「ハードボイルド・ワンダーランド」という、おそらく現実世界の寓意を交互に語り継ぐ。朝晩の通勤の電車だけでは足りず、出勤前のわずかな時間や、お昼休みのほんのひとときまで占領されてしまうほど、グイグイとひきつけられる。はじめはワンダーランドの方がその物語の主導権を握って進行して行くのだが、「世界の終わり」はワンダーランドの主人公の垂迹である影とての世界の物語なんだということが次第にわかってくる。ワンダーランドの世界ではいつから始まったのかいつもの荒唐無稽な不思議な世界のはじまりである。穴、暗闇へと読者を誘うが、「計算士」と「記号士」、つまり世界はどっちが善でどっちが悪なのか決して単純な二極化で捕らえることは出来ないということを案じさせるような上手い話。その根拠があかされるのは「世界の終わり」の心の世界を暗示した物語に秘されている。と思われる。現実の世界は具体的にどんな現実と対応しているのだろうか。それは読む人によって違う。読者は読者それぞれ読者なりの物語の歴史をもって、この物語と退避させながら読むはずだ。実際この自分も、この1週刊の現実の出来事のなかで、この物語を読んできて、その対比でそんなことも確かにあるある、と荒唐無稽なこの物語とシンクロさせながら読むことになった。「世界の終わり」の自然描写は心のありようを木や建物、川、施設、気候、住む人々などを借りて詩的に表現していて、うっとりとまたまったりと、「ハードボイルド」の冒険的なわくわく感のメリハリ。そしてたまたま、僕の現実の体験としての「コントロールドラマ」。人は人をコントロールすることによって、その人からエネルギーをもらい力を得たように思う。反対にコントロールされる方はエネルギーを奪われると感じる。エネルギーそのものは、行ったり来たりするだけで減りもしないし増えもしない。ゆえに限られたエネルギーをめぐって対立を繰り返す。いつになったら人間は人間からエネルギーを得ることを辞め、エネルギーそのものからそれを得ることに気づくのだろうか? そんな事を感じた1週間。現実のドラマとワンダーランドと世界の終わり。この本はそんなあらゆる読者のあらゆる問題を対比させたソリューションテキストのように読む事ができそうに思う。

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郊外

昨年の暮れくらいかな、プチトリップした郊外の絵です。
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2007.01.15

飾り棚_最終章

座っている席の前のガラス窓の桟にはなにやら、グリコのオマケではないがあれぐらいの大きさの人形が適当な間隔で並べられている。壁には手書きらしいメニューがお洒落。カレーのセットが950円と書かれている。後ろの壁には自分の知らない素朴派の絵が1点掛かっていて。、その対向の壁にも同じ作家の比較的大きなリトグラフの額が4〜5点くらい掛かっている。パリかなにかの街の風景で雪景色の絵だ。今は冬だからいいが夏になってもこの絵は一年中掛かってるのだろうか? なんて考えながら
「このお店の名前はなんていうんですか?」
「リトラージュ」
そう言ったようだったが、言ったそばから忘れてしまった。
「どういう意味なんですか?」
めんどくさそうな顔をしてこちらをにらみながら
「フランス語で飾り棚という意味です」
だそうだ。今度ネットで詳しく調べてみよう。食後のコーヒーを飲んでるとまた話しかけてきた。この辺で仕事をしているのか? とか、お店の向かいにある東大の病院が何年か前に閉鎖してからお客さんが減ってしまって大変だとか、他愛もない話がはじまってこちらもそれに話をあわせながらフンフンと聞いていると、もうひとつおまけのヨーグルトが出て来た。ちょっと儲けたようなきがしてありがたくいただく。いつのまにかお客さんは僕一人になっていた。それでもうひとつ聞いてみた。
「壁にかかっている絵はなんていう方の絵ですか? なにやら素朴派の絵のようですけど…」
「○○○○○○○○」(すいませんなんて言ったか忘れてしまいました〜)
と言ってその画家の画集を見せてくれた。複製画と思っていたそれらの絵は、本物で40点くらいコレクションしているうちの一部で、季節や気分によって、掛け変えてるというのだ。まるほど、だから今はパリの街角の雪景色なんだ。春には春の夏には夏のパリの街角の絵がおそらく掛かるはずだ。まだ見ぬパリそしてセーヌ。かつてアポリネールがマリーロランサンのことをうたったミラボー橋、シャガールが描いたエッフェッル塔、ピカソやその仲間達が集った洗濯船、ユトリロが描いたモンマルトルの丘、レミゼラブルのコゼットとマリユスが出会ったリュクサンブール公園。ママさんの話を聞いてるうちに心はアコーディオンの音とともに花の都パリに飛んでしまった。そんな風にしてその日のお昼休みはあっという間に過ぎ、またくることを約してそのお店を出たのであった。今年はじめてのプチ出会い。な〜んちゃって。
追記、その後の情報でわかったのだが、犬の名前はアッシュ君で、フジテレビの目覚ましテレビのワンコに出演されてたもより。お店は25年も続いている老舗? ということで雑誌にも紹介されてるようだ。じゃ〜ん。みなさんもしも3丁目坂でこのようなお店を見つけたら、入ってみましょうね。ね。

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2007.01.14

飾り棚2

導かれるように入って行くと、少々太り気味のワンちゃんが手をペロペロなめてくる。こんな茶店はあまり経験がない。
「タバコは吸いますか」
「いえ、吸いません」
「では、こちらへ」
「はい」
「そんなに舐められるなんて、犬飼ってるんですか?」
「いえ」
「じゃなにか匂いのするものつけているんですか」
「いえ、なにも」
とか、いきなりママさんはいろんな事を言ってくる。想像していたイメージとは大分ちがって元気のいいママさんが、窓際の席をすすめてくれる。もっとおしとやかなお上品なママさんが出てくるのかと思ったら違っていた。なかはおよそ10畳くらいの広さにテーブル席が4席ほどあり、新聞を読んでるおじさんと、ママさんのお友達らしいおばさんが二人きりだ。着いた席の横にはワンちゃんがなれなれしくちょこんとオスワリしている。なんとなく落ち着かない気持ちで、とにかく注文をと思った。
「カレーのセットはどんなのがあるんですか?」
「インドカレーとビーフカレーがあります」
「インドカレーはどんな感じのですか?」
「インド風でチキンの肉です………」
「じゃそれのセットをくださあい」
となりに座ってるワンちゃんが
「クーンクーッン」と親しげに泣く。何の意味なんだろう。犬を飼った事はないがたぶん食べものをおねだりしているんだろう、なあんて考えていると前菜の生野菜が運ばれて来た。それを食べてるあいだにもワンちゃんは「クーンクーン」とやっている。絶対やるもんかと考えて食べているとママさんが
「やってないでしょうね!」ときた。
いささかむっとして「やってません!」とこちら。
張り紙を指差して
「ダイエットちゅうだからやっちゃだめよ」とママさん。
ようやくカレーが運ばれて来た。すこし黄色い色をしているいかにもインド風のカレーで、骨付きの鶏肉が二切れほど入っている。柔らかくて肉が骨からすぐ離れた。まあまあ美味しいそのカレーを食べながら、店内をゆっくりと観察し始めた。

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2007.01.11

飾り棚_illust編

Sonomise2


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2007.01.09

飾り棚

そのお店は三丁目坂を登り切る手前にあり、お昼休みに図書館へ行く途中に通る。手製の看板に、英語ではない外国語の文字で筆記体でそのお店の名前が書いてある。読めないので人に「気になる喫茶店があるんだ」と言えないで今日まで来た。お昼休みの早い時間だと大体席が埋まっているらしく、通りに面したガラス窓にかかったカーテン越しに、大体は女性のお客さんらしい足だけ見えるのだ。そのカーテンとガラスの内側の桟にはお洒落な小物や人形やらが楽しそうに並んでいる。しかも店の奥には、名前はわからないが僕の興味を引くような素朴派の絵が何点か掛かっている。いつも気になってはいたのだが、敷居を跨いだことはなかった。
新年も明けて今日から仕事初めなのだが、家のカミさんは立ち上がりが遅いらしくいつものお弁当は無しだ。しょうがないので図書館の近くの中華定食屋さんにいくつもりだった。そのお店の前を通ったら入り口のドアにインドカレーのセットの写真が貼ってあって、空いてそうな感じだった。どうしようかしばらくその写真のメニューを見ていたら、中からママさんが声をかけてくれて「空いてますからどうぞ入ってください」と来たのだ。とうとうそのお店に入ってしまった。つづく

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2007.01.02

新年ぼちぼち

おめでとうございます。大晦日の夕方からカミさんの実家へ行って、お正月を迎えて来た。といっても、車で高速に乗って40分くらい、あっという間に着く、恒例の朝鮮冷麺をいただきながら、TVを見たり雑談をして過ごす。格闘技や紅白を見た。今年の紅白は今井美樹と旦那の布袋なんかや徳永が良かった。元日はちょっと風邪気味で微熱があって間接が痛い。市販の薬を飲みながら、ビールや美味しいものをいただきのんびりと過ごす。1日にも夢をみたのだが、2日に見た夢が初夢などだとカミさんにいわれ、今日も夢を見た。奇妙な夢だった、パソコンに向かって自分で設定したパスワードを忘れ必死に解読している夢だ。なんかあまり良い夢とは言いがたい。なかなか解けずイライラして目が覚めた。これってどんな意味があるのだろう。なんて考えると今日も微熱があるようで間接が痛い。薬を飲んでおとなしくTVを見る。お笑いとかあんまり好きではないので、岩手から奄美大島へ移住したお父さんと子供8人のサバイバル日記みたいな番組をみる。なかなか面白い。離婚したお父さんが1人、8人の子供達を育てるドキュメンタリー。なかなか良いお父さんだ。黒板五郎みたいで勇気をもらった。そんなTVを見ながらグータラ、正月はのんびり過ぎてゆく。

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