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2006.04.25

谷川さんの詩を発見

先日、こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』という漫画を読んだ。原爆をテーマにした漫画だ。そしてその後偶然、同じテーマを扱った谷川俊太郎さんの『その日ーAugust 6』という詩を読んだ。最初に、こうのさんの漫画を読んでいなかったら、きっと読み飛ばしていたにちがいないが、おかげでこの詩がスーッと入ってきた。著作権の関係でご紹介できないのだけれど、あ〜同じだ、漫画と詩の違いはあっても言いたいことは同じじゃないかと思った。
谷川さんは名前だけは通っているけど、実はたいしたことないんじゃないかと、すこし馬鹿にしていままで敬遠してきたんだけど、この詩を含め最近の詩集を読んでみると、さすが言葉の魔術師! という感じがした。であるが、ちゃんと読む者に意味をしっかり伝えてる。詩というと、自分のも含めてあまりにもその人の個人的なところへややもするとおちいりそうになって、読む者にとっては意味がいまいちわからないというのが多い。谷川さんの詩はその辺をクリアしてるし、言葉の組み合わせがシュールでありつつリアリティがあって、しかも日常を超えたある種のムードがある。やはりたいしたもんだ。

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コメント

faceさん、お久しぶりです。トラックバック有難うございました。

谷川は現代詩人の中でも、良くも悪くも突出した存在だと思っています。詩の表層も深みもよくよく分かっている人だと思うのです。

例えば切り立った崖下に流れる川は浅瀬ではキラキラと日の光を反射し誰の耳にも心地よいせせらぎを聞かせます。しかし深い淵にあっては覗き込んでみても真っ暗な闇でその底を見通すことはできない。その深く暗い淵からは無音の音が発せれているのだけれど聞き耳を立てても聞こえないのです。

ボクは、詩を読むことは、淵辺にたって無音の暗闇に戦慄することだと感じているのだけれど、キラキラの日差しもせせらぎも、それはそれでやっぱり好きです。もっとも、なんだか嫌味な感じがするときもあるのですけど……。

今度はこちら(↓)にも遊びに来てみて下さい。では、また。

ブログでつくる詩人名鑑http://blog.livedoor.jp/jnara/archives/10064155.html

投稿: ならぢゅん | 2006.04.28 12:20

faceで、関係した。
しかもきょう、ここまでfaceはここまでリアリティも敬遠♪
そしてfaceは漫画が意味された!
そしてきょうponntaが意味した。
そしてきょうponntaはfaceは紹介すればよかった?

投稿: BlogPetのponnta | 2006.05.01 09:59

こんにちは、ならぢゅんさん。
あんまり関係ない記事に
トラックバックしてしまってすいませんでした。
ちょっと最近の
谷川さんの詩集なんか読んで、
ちょっといいじゃない、なんて思ったものですから。
>淵辺にたって無音の暗闇に戦慄すること
という表現はすごいですね。
さすがならぢゅんさん。
確かに、今まで自分も谷川さんの詩は
「浅瀬ではキラキラと日の光を反射し誰の耳にも心地よいせせらぎ」みたいに感じていました。
ところが今回読んだ最近の詩集は
そのイメージと違っていました。

ブログでつくる詩人名鑑もちょっと
のぞかせていただきました。
これを機会にもっと詩と
親しんでみようと思います。

では、また。
GWはどこかへお出かけですか?

投稿: face(ならぢゅんさんへ) | 2006.05.01 18:22

faceさん、こんにちは。GWは家族でソウルに行ってきました。年に1度の家族旅行、いつもは夏休みに行くのですが、今年は息子が高校受験なのでGWにしました。しかも初の海外旅行。

ソウルは活気があって、人の情も厚くて、楽しい街でした。一方、日本との間の悲しい歴史の痕も残っていて、ボクには少し考えさせられるたびでもありました。

投稿: ならぢゅん | 2006.05.08 20:14

こんばんは〜、ならぢゅんさん。
わお〜すごいですね、
家族で海外旅行ですか。
ソウルは人の情が厚いですか。
TVとかで反日のニュースばっかり
やってるので、みんなそうなのかな?
なんて思ってたけど、そうでもないんですね。
そうですよね、同じ人間ですもの、
こころ通わせるのはそんなに
むずかしくはないですよね。
ソウルのおもいでを
詩にされるのですか?
たのしみにしてます。

投稿: face(ならぢゅんさんへ) | 2006.05.09 23:06

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