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2005.12.31

ぼちぼち

本当は、大晦日だとかお正月だとか改まるのは好きではない。人も街も、なんだか自分のことしか考えていないみたいで、寂しい。といっても、やはり改まってしまうのがお正月というものだ。つくづく、高田渡が亡くなったのは自分にとって大きかったかもしれない。あんなふうになりたかったんだと、亡くなってつくづく思う。嫌なことは嫌だとはっきり言いたい。お金なんかに束縛されないで、自由に解放された自分でありたい。彼はいつもそんな風だったのだ。またかれのCDを聴いて、今年も暮れようとしている。であるが、かれがもういないと思うとやはり力が入らない。

「バス男」というDVDをみた。分けわかんない映画ではあったが、最後の一発逆転だけはわかった。昨日は息子とまたポタリング。吉祥寺まで行った。髪を短く切って、寒くて毛糸の帽子を買った。チチカカという感じの帽子。ぼんぼりがついていて、全体は灰色で地味なんだが、ぼんぼりと折り返しのところに赤やピンクや緑の原色がちりばめてある。息子のは、全体的に黄色のぼんぼりもなにもついてなくて、横にグレーの縞が入ってるヒップホップ系のナウイやつ。結構気に入っている。井の頭公園で、いかすおじさんがブルースをうなってた。でも渡はもう、この公園にも姿を現すことはない。今、TVでは森山親子が「さとうきび畑」を歌っている。渡には紅白なんかにはやはり出てもらいたくない。何を言っているのか。まあ、ぼちぼちと。それに最近は息子と二人、Flashのお勉強をしている。息子が最近の一番のお友達といったところ。それだけ、孤独だといえるかもしれない。

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2005.12.18

ひなぎく

ハンバートハンバートの「ひなぎく」を聴いて、
胸を打たれましたので、
描いてみました。
どうもありがとう。
hinagiku


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夜明け

yoake2
年をとると朝早く目が覚めるようになるらしい。今日は4時くらいに目が覚めて眠れなくなった。それで朝からパソコンなどをいじっている。フォーキーな若い連中のHPを見たり、ディスコグラフィをみたり、試聴してみたり。素敵なCDのジャケットをみつけた。それに刺激されてまたイラストを描きたくなって来た。

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2005.12.15

ハンバートハンバートを試聴してみた

渡の「ごあいさつ」トリビュートに参加している、ハンバートハンバートを試聴してみた。そのなかでもhttp://www.humberthumbert.net/disco.htmlのぺーじにある「ひなぎく」はなかなかいい。

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2005.12.11

シモーヌ・ヴェイユと『池袋ウエストゲートパークII(少年計数機)』のミナガワの生い立ちと俺の仕事について

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新聞のコラムにこうあった。フランスの思想家シモーヌ・ヴェイユは25歳の時、労働者の実態を体験したいという望みから、あえて未熟練工として工場で働いたらしい。しかし四六時中、監視され罵倒される環境は、自身を「奴隷」と思わせてしまうほど、彼女の精神を変化させた。それでも働き続け、工場体験を終えた翌年、「わたしは、やがて自分がなんとか自分を取り戻せる日まで、こういう生活を耐え忍ぼうと自分で誓いを立てた」とある婦人に手紙を書いている。

『池袋ウエストゲートパークII(少年計数機)』の『水のなかの目』という章に出てくる主人公を守るボディ・ガードのミナガワが自身の生い立ちを語る部分がある。彼のニックネームは「肉屋」。地方の街で、子だくさんの漁師の子として生まれた彼は、中学を卒業して隣町の肉屋へ就職した。朝一番で店を開け、昼間は店番、夜は店を閉めた八時から次の日に店に並べる肉をさばく。ボーナスが年一回でて、店主はスズメの涙のようなそのボーナスを払う嫌さ一心で小僧を徹底的にいじめ抜く。商売ものに傷をつけるつけるたびに、包丁の柄で頭をどやしつけられた。そんなこんなでも二年もそこで我慢したらしい。そしてボーナスを手にしたが、そのおかげで、小指がつぶされ、右目もつぶされたと。実家で、紅白歌合戦を見てると怒りが湧いて来て、店に戻ってその主人をフックに吊るして……。中略、それから家に帰って紅白の続きを見て、おまわりに補導されたときには正月になっていた。

今でも、それに近いことはそこらじゅうにあるに違いない。劣悪な労働環境と格闘し、「内面」では「自己の尊厳」を確立することは、誰人も侵すことができない。逃避しそうな自身を変えない限り同じことで悩まなければいけないし、今いる現実のあれやこれやが人生のすべてなのだ。な〜んちゃって。


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2005.12.06

告白のスタイルとしての小説

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今、読んでる小説のなかにこんなことが書いてあった。

「ねえ、なぜあなたたちのところに、ちいさな子どもまで集まってくるのかしら」
その答えはおれでもできる。京一の顔からは感情が消された。
「ガキどもには、モデルがない。身近なところに目標になる大人がいないし、夢も見せてもらえない。おれたちはモデルと絆を用意する。自分が必要とされている充実感、仲間に歓迎を受ける喜び。規律と訓練。今の社会では得られないものを、力をあわせ見つける」と。

今の大人たちが目標とされるかということではなくて、あの頃の自分の目標だった人のことを思い出した。ものごごろつく頃、気付いたら僕は世間からはみ出ていた。それでもはみ出ている人を目標にすることなら出来そうな気がした。たとえば、耳を切ったゴッホ、アル中のユトリロ、貧乏で死んだモジリアニ。そんなはみ出ていた大人たちを目標にして、今までなんとかここまでやってこれたような気がする。

小説をかくということは、告白だ。あらゆる種類の告白だ。自分のことを話すときの恥ずかしさ。なのでそれは物語によって語られる。そんな様式なのだろう。
あたりまえか。

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2005.12.03

息子初登山(浅間隠山)1757m

息子と二人で初登山に行って来た。前から登ってみたかった浅間隠山。下界は晴れているのに、山は雪。それでも息子は普段見たことのない雪に大喜びしている。360度の大パノラマは今日は無理かな、と思ったら超ラッキー。1757mの頂上についてサンドイッチやカップラーメンを食べてたら、サーッと霧が晴れて浅間山などが勇姿を見せてくれた。後半のきつい昇りで、心臓がノドから飛び出るかと思ったがその疲労も癒された。帰りはもちろん立ち寄り温泉に入って、夕方の5時には帰宅する。今日は、くたくたなので早く寝る事にする。明日は仕事。
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