« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005.10.30

♪思い出しておくれ

とうとう、土曜も日曜も仕事になってしまった。悲しくなってきた。でもしかし、考えを変えて今日は、誰もいないので、フォークソングを聞きながら一日仕事をしようと考えた。そして思った。生活、労働、戦争、恋い、なんでも唄っていた彼等の事を。今よりずっと純粋だった時代、そして学生たちの事を。

思えば1960年代後半は、世界各地で学生たちが立ち上がった時であった。まるでユングの集合無意識を証明するかのように。フランスではパリ大学で大学の制度や施設の改善を求めた事がきっかけとなって、カルチェラタンにバリケードが築かれ、「5月危機」に発展した。アメリカでは、ベトナム戦争に反対する学生のデモが繰りかえされ、日本では安田講堂で全共闘が組織され、東大紛争が過激化した。教育の権力からの解放といことを含め、人間に潜むエゴをどうやって勝ち取ろうかという学生たちの行動であった。大学解体が叫ばれ、公害を生み出す社会の仕組みに、大学や学生たちが組みしているのではないか? と問題を投げかけた。しかしある意味、しかそれは、一方では暴力に訴えるセクトへ…、もう一方では個人の内面へ入って、内省していくきっかけであったのではないか。そんな時代の流れと共に、フォークソングは、時代そのものを唄い、ある時は地下に深く流れ続け、そして今世紀、再び伏流水となって湧きだした。

『僕の倒れた砂浜に 今ではミサイルの基地が建ち 今日もベトナムを目指して B52が飛んでいく 思いだしておくれ 、僕を 爆弾が大地を揺らす時 僕の死は無駄だったのか 思い出しておくれ、僕を 今この時に』と唄うこの「思い出しておくれ」という曲や『ひとつの青空 ひとつの青い海 ひとつの地球 かけがえのない 愛しているなら もう一度やってみよう 虹の民よ 滅びぬように』と唄う「虹の民」なんかを聞いて、あの頃の学生たちが、立ち上がろうとし、何かを見つめようとしていた時代に、心を馳せることができた。もう一度、今を、そんなふうに生きることはできないのだろうか。

| | コメント (20) | トラックバック (1)

2005.10.24

打ち合わせ

今日はここの真下あたりで打ち合わせ。すこし緊張気味。p506ic0021299484.jpg

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2005.10.16

『花とアリス』を観てみた

う〜ん、なんていうか、新感覚派って云う感じですかね、時代は変わっていくというのを強力に感じた。少女二人の友情を描いたと云えば、なんか女の情念とかそんなイメージなんだけど、全然違った。彼氏を巡る二人の微妙なライバル意識とその葛藤。情念ではなく、さわかや描いてくれた岩井俊二監督、ブラボー。『櫻の園』にも似た感じがした。圧巻はアリスのバレエ。音楽にちょっと頼り過ぎ! と云えなくもないが、あのシーンは盛り上がる。映画における音楽の大切さを気づかせてくれるし、クラッシク音楽の意味がよく理解できるという、おまけまでついてるような気がした。なんの曲かはわからないんだけどね。こんな映画、今まで観たことなかった。100点をあげたい。脚本も監督自ら書いていて、漫画としても原作が出ている。買ってしまった。であるが、これはおそらく絵コンテではなくて、映画ができてから監督が描いたものだろう。映画とまったく同じ。映画から音を抜いたサイレント映画という感じ。アリス役の女優もなかなか良かった。監督の以前の作品も是非観てみたい。

| | コメント (7) | トラックバック (3)

2005.10.11

島には雨

simanihaame


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.10.10

佐伯祐三展を観てみた

CIMG222

ご近所さんの練馬区美術館で『佐伯祐三展』をやっていたので行ってきた。その前に区民会館で、NHKの『日曜美術館』などによく出演している有名な美術評論家である粟津則雄先生が、講演会をしていたので聴きに行って来た。内容は西洋と日本の自画像というジャンルの歴史を紹介しながら、佐伯の自画像を含めて話され、佐伯のやった仕事に迫ろうというもの。西洋ではレンブラントからはじまって、印象派やセザンヌやゴッホ、ゴーギャンといった人の自画像を紹介され、網膜に映った光の印象だけを追い求めた印象派の手法だけではとても表現しきれなかった、画家たちの様々な内的衝動をその中にみつめ、時代として印象派の洗礼を受けざるをなかった西洋の美術史とそれの単なる模倣だけでは済まされなかった日本の自画像のばあいを紹介された。もちろん佐伯祐三もそんな歴史のなかに存在するのだが、特にパリへ渡って、モーリス・ド・ブラマンクに出会って、「アカデミック」と非難されてから、自分を自由に解放していく方向に向かう。それは単にフォービスムへの傾倒といったものではなくて、独自のスタイルを日に日に少しづつ求めて変化し、そしてまた自分を見つめて行くという、衝動の瞬間であったというのだ。確かに佐伯は31歳の若さで死んで行く。たとえば、あの有名なユトリロでさえ、晩年の絵は画一的になっているけど、佐伯の絵は一枚一枚、確かにほんの少しづつ変化していく。似たようなパリのモチーフを描きながら、一つとして同じ絵がない。初期の作品では、荒野をペインティグで荒々しく描いた作品が好きだ。空が建物が、原っぱの木々がうねってまっすぐ立っていない。まるで生命を持っているようだ。後期になるとそれはパリのレストランの窓のメニューの文字であったり、住まいやビルの壁のシミだったり。暗い色調の中にも都会的なセンス。黒や茶の使い方が非常に上手い。とにかく、練馬区美術館があんなに混雑しているのをかつて見たことがなかった。それぐらい人気のある画家なんだなと改めて思った次第である。


| | コメント (4) | トラックバック (2)

2005.10.09

いままであんまり行かなかった恵比寿

CIMG0016
天気がよければこの連休に、息子と山へ登りに行こうと考えていたのだが、あいにく良くないので諦めて、カミさんの提案する恵比寿へ家族で行ってみる事にした。家からあまり近くないのと、ちょっと我々貧民にはちょっというぐあいにお洒落すぎてあんまりなじみのない場所であったのだが、一つは東京都写真美術館でやってる『恋よりどきどき』というコンテンポラリーダンスのインスタレーションを観るというのと、もうひとつは『萬龍』といお店のラーメンを食べに、というので行って来た。ここはガーデンプレイス。こんなふうになってたんだ〜。おっしゃれ〜。

CIMG0010
東京都写真美術館の壁面には歴史的に有名な写真が大きく引き延ばされていた。それから格子の柄の床の廊下。おっしゃれ〜。名のある方の設計にちがいない。きっと『Kスタイル』さんなんかご存知だろうな、なんて思う。

CIMG0017
広場の中心には野外ステージが、『秋は、ボサノヴァ気分』というタイトルでボサノヴァ特集。皆さん、ボサノバではなくボサノヴァです。看板もおっしゃれ〜。

CIMG0005
ステージではリハーサル。シャバダバ、ルビルビ、ダバダバ〜って感じで軽くノリノリ。あくまで軽くといのがボサノヴァなのかな? 5時から本番で、もっと奇麗な格好ででてくるから皆さん、みてくださ〜い、ですと。

CIMG0021
駅に向かって帰る途中、おしゃれなお店発見。思わずパチり。やっぱり恵比寿はお洒落な街〜。ちょっと我々シモジモの暮らしや生活とは大分違うな〜 なんて思う一日でした〜。尚、行の、山の手の電車の最前部に乗って、窓から景色を見る事ができた。線路端に咲いて揺れているキバナコスモスが印象的だった○(マル)

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2005.10.04

『笑いの大学』を観てみた

『笑いの大学』を観てみた。あまり期待してなかったのだが、面白い。さすが三谷幸喜、感心しました。喜劇の作家に扮する稲垣五郎君に検閲官、役所広司がさまざまな要求を出す。たとえば、登場人物は外人であってはならない。というと五郎君はロミオとジュリエットの変わりに金色夜叉を下地にパロディーを作り替えてくる。そんなやり取りを何回か繰り返してるうちに、作品は練り上げられ、二人の合作とも言える素晴らしい作品に仕上るのだった。しかしその作品も戦争の前に…、そのへんも素晴らしい構成になっている。検閲で、「そんな芝居ならやらない方がマシだ」なんて、潔くカッコつける作家たちをしり目に、いわば老人力を駆使したとも言える、五郎君の生き方に乾杯。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2005.10.02

戦い終わって

owatte


| | コメント (0) | トラックバック (0)

二等賞

ni
去年一等賞、今年二等賞。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

秋と空と組体操

aki


| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »