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2005.09.04

旅は、人を変える

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『マジソン郡の橋』を観た、あまり期待してなかったのだが、最近観た映画のなかでは、『セカチュウ』と同じくらいに印象に残った。『セカチュウ』は若いまだ十代の恋愛を描いたものだが、『マジソン郡の橋』は40代〜50代の中年の恋愛・不倫を描いた映画。どちらも出会いのシーンは甘く切なく美しい。とくにアイオワ州の田舎が美しく描かれていた。そんな鄙びた田舎の橋にまつわる美しい話。それが日本の映画になると、こうは美しくない。例えばこれも先週観た映画、『津軽じょんがら節』。テーマはちょっと違うけれども、けっして美しくはない、というかあの場合は、不気味な美しさ、悲しさだ。といってそんな邦画もけっして嫌いなわけではない。斉藤真一さんの津軽やゴゼ、あるいは国領経郎さんの描く砂丘や風紋や轍の絵に惹かれ、津軽や下北を旅したことがあったが、この 『マジソン郡の橋』の主人公も、そんなふうに風景を撮って歩くカメラマンだった。旅は、人を変える。一生を左右するような運命的な出会いが、旅にもあるようだ。というか、出会いこそ旅そのものといってもいいし、生きてる事を旅と考えてもいい。映画ではクリント・イーストウッドが、かっこ良く演じていた。そして、メリル・ストリープも美しい。でも原作では、きっともっと内面の葛藤を、いろいろ細かく描いているに違いない。さっそく買って来て、『セカチュウ』に引き続き原作を読んでいる。

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コメント

3日間だっけ、4日間だっけか、短か過ぎて、それがかわいそう。あ、女性のほうが可愛そうとおもいました。恋は美しいけど、その美しさより、3日か4日しかなかったということのほうの印象が強かった、どこかに理不尽があると感じました。

投稿: autan | 2005.09.15 03:53

またまた、こんにちは。
autanさんも観られたんですね。
そうゆう、感じ方もあるんですね。
自分の場合は、
短かったからこそ
その後、死ぬまで
永遠に愛を胸の内に
育んでいられたんではないかと思いました。
女性も男性も。
ごめんなさい。

今度は『エディソン郡のドブ』というのを
読んでます。

投稿: face(autanさんへ) | 2005.09.16 12:40

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