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2005.04.23

wataru追悼

オフノートの神谷さんからメールをいただきましたので、そのままご紹介します。

オフノート5月度定期ライブのご案内ですが、訃報からはじめなければなりません。
高田渡さん、逝く。

2005年4月16日未明、日本フォークのオリジネイター、高田渡さんが逝去されました。享年56.ツアー先の北海道・釧路で倒れ入院、10日間余りの治療もむなしく、還らぬ人となりました。いま、渡さんが標した足跡に想いを馳せるとき、その歩みがそのまま、この国のフォーク史になっていることにあらためて驚かされます。本来、アメリカの下層大衆の音楽だったフォークソングをこの国に見合う大衆音楽に仕立て直した第一人者はやはり高田渡です。渡さんはけして肩を怒らせることなく、実に飄々と前人未踏の荊道を切り拓いてくれたのです。このことはいくら感謝しても感謝しきれません。渡さん、どうもありがとう。渡さんの早すぎる死を思うとき、やはり大きな哀しみがこみあげてきます。しかし、感傷にばかり浸っていたのでは、故人は草葉の陰からきっと大声でわたしたちを叱咤することでしょう。個別の死の哀しみを乗り越えて、渡さんが生命の限りを尽くして切り拓いてくれたこの道を歩き続けるしかないのだと。いまふたたび、そう思い定めたいとおもいます。渡さん、隊伍をととのえて、あなたの来た道をわたしたちは征きます。どうか見ていてください。袖擦り合うも多生の縁。わたしたちは98年にシングルcd『よろん小唄』オムニバスアルバム『貘-山之口貘をうたう』で協同作業の機会をもつことができました。そして、渡さんとわたしたちのうたにまつわるさまざまな実験はさらにつづくはずでした。それが不徳のいたすところで、ついに実現しなかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。生前、渡さんと話し合い決めた企画を、わたしたちに託された仕事としてかならず仕遂げ了せることをここにお約束します。わたしたちは渡さん存命中に企画した五月の定期ライブを渡さんに捧げることにしました。、最初は予定していたプログラムを変更せずにそのまま行うつもりでした。淡々とやることが故人の遺志に叶っていると思ったからです。けれども、あとからあとから渡さんとの思い出が溢れ出てきました。ということで、故人の意に添わないかもしれませんが、「シーベックシーモア」「家路」「今こそ別れ」等、渡さんが愛した楽曲、そして「酒が飲みたい夜は」「いつか」他、渡さんのオリジナルもいくつか演奏することにいたしました。生前の渡さんのいき方を思うとき、この判断が正しいのかどうか甚だ心許ありません。ただわたしたちは、わたしたちの渡さんにたいする思いの丈をそのまま音にあらわせたらと思っています。有縁の方も無縁の方もご参集いただければ幸甚です。当夜を不世出の歌手、高田渡がのこした軌跡を再確認するといともに、さらにそれを未来に繋げていく。そんな過去と未来が出遇う一夜にしていければと考えるものです。皆様の深いご理解を賜れれば幸いです。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。何卒宜しくお願い申し上げます。

2005年4月23日 オフノート神谷一義

以下、五月度オフノート・定期ライブの詳細です。

urban song collection 2005
omnibus live ウタウタ、ウ volume 3
不世出のフォーク歌手、高田渡に捧げる

5月9日 mon 東京 マンダラ2   
 
吉祥寺徘徊の日々を徘徊する。

出演:
中川五郎 うたとギター 

いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など from 薄花葉っぱ

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  
向島ゆり子 ヴァイオリンとアコーディオン

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴 

吉祥寺 マンダラ2  Tel: 0422-42-1579 
JR中央線/井の頭線 吉祥寺下車 南口 徒歩2分
武蔵野市 吉祥寺 南町 2-8-6
開場18:30 / 開演19:30
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)

※出演者について高田渡さんにからめてすこし。
中川五郎さん、いとうたかおさん、渡辺勝さんは70年代初頭から渡さんと吉祥寺を徘徊した盟友です。関島岳郎さん、中尾勘二さんはシングル「よろん小唄」から、船戸博史さんはオムニバスアルバム「貘ー詩人、山之口貘をうたう」のお付き合い。その後、ライブのサポートもしています。ちょうど同じ頃、渡さんは下北沢の喫茶店で演奏帰りの向島ゆり子さんに偶然会ったとき、初対面にもかかわらず「家路」をリクエストして聴き惚れていました。オルティンドーというモンゴル民謡をうたう三枝彩子さんも渡さんに歌を聴いて褒めてもらったそうです。当日はその時にうたった「生活の柄」を驚異の歌声で聴かせてもらおうと思っています。昨年cdをだしたばかりの薄花葉っぱのボーカル、下村よう子。彼女は直接、渡さんと交流はなかったかもしれません。けれども渡さんの遺志を継ぐ歌い手の一人として「大きな古時計」を心を込めてうたいます。


5月10日 tue 名古屋 得三

また、君と旅する。

■出演:
いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴 

得三  Tel: 052-733-3709 
名古屋市 千種区 今池 1-6-8 ブルースタービル2F
開場18:00 / 開演19:00
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)


5月11日 wed 京都 磔磔 

たそがれの記憶をたどる。

出演:
オクノ修 うたとギター

いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴

磔磔 Tel: 075-351-1321
京都市 下京区 富小路 仏光寺下がる
開場18:00 / 開演19:00
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)

※オクノ修さんの日常は珈琲店の店主です。オクノさんがマスターを努める六曜社地下店は京都の老舗珈琲店で、営業してから50年以上も続いています。60年代後半、京都に住んでいた渡さんは毎日のように六曜社に通ってきたとのこと。ときには中川五郎さん、早川義夫さんを伴ってやって来て十代のオクノさんをときめかせたそうです。渡さんは東京に移り住んでからも、京都に来るとかならず六曜社に立ち寄りました。当日は、渡さんを師と仰ぐオクノさんならではのオマージュに耳を傾けたいと思います。


以上のライブを高田渡さんに捧げます。


5月12日 thu 京都 磔磔 

アオゾラノウタウタウ。

出演:
薄花葉っぱ:
下村よう子 うたと風琴など 
ウエッコ ギター
宮田あずみ コントラバス 
坂巻さよ ピアノとアコーディオンなど

小暮はな うたとギター   

水晶 うたとウクレレ

with
渡辺 勝 ピアノ
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  
山田吉育 ブルースハープ

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴

磔磔 Tel: 075-351-1321
京都市 下京区 富小路 仏光寺下がる
開場18:00 / 開演19:00
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)

※薄花葉っぱ、小暮はな。、水晶(みあき)。わがオフノートが自信を持って送り出した新人たちによる定期ライブです。薄花葉っぱのパフォーマンス、小暮はなの潜在力、水晶のソングライティングの妙味。一度で何度も美味しいライブ、ぜひともご賞味を。可憐な歌声をどうぞご堪能ください。


[番外]

渡辺勝・下村よう子duo

出演:
渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など

+ウエッコ ギター

5月8日 sun 
高円寺・円盤 Tel/Fax : 03-5306-2937
東京都杉並区高円寺南3-59-11 五麟館ビル201
19:00〜
1500円 ( drink charge 別)

5月13日 fri
JAZZ in ろくでなし Tel075-351-0299
京都市下京区四条木屋町下ル アークビル2F
20:00〜
1500円 ( drink charge 別)

※渡辺勝、下村よう子による新旧歌手による新ユニットです。60年代から現在に至るフォーク/ロックの楽曲をアトランダムにカバーします。とりあえず、今回のセレクトははちみつぱい周辺、70年代の関西フォークの二本立てです。まあ、日本ポップス史のお勉強ではありませんのでぼちぼち、気の向くまま、風の向くまま。名曲に酔い痴れていただければ幸いです。


cd texts[参考音源]
folk of ages/いとうたかお midi /mdcl-1467-8
アンダーグランドリサイクル/渡辺勝 off note/on-44
瓶のなかの球体/ フォークパルチザン  off note/on-45
唄う人/オクノ修  off note/on-46
ぼくが死んでこの世を去る日/中川五郎  off note/on-48
薄花ドロップ/薄花葉っぱ  off note/on-50
鳥になる日/小暮はな off note/on-51
ソラノオト/水晶 off note/on-52
low fish/船戸博史 off note/on-54

以上です。

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コメント

こんにちは、faceさん。
夕べはいとうたかおさんのライブでした。
小金井での渡さんを送る会をすませたその足で直行してくれました。(夜遅くまで飲んでたそうですが・・・)

「送る会」も大勢集まってくれて立ち見もでたそうです。「一人一曲、話の人は5分」と決めても時間がたりなかったとか・・・(^_^;)

いろいろ渡さんの生前の逸話や、釧路でお亡くなりなったときから葬儀までのお話とか、いろいろステージで聞かせてくれました。

ライブ終了後、少しだけオフーノートライブのチラシにfaceさんのイラストがあることお話しておきました(たかおさん、まだ見てないそうです)。差し出がましいかとも思いましけど・・・。

最後にたかおさんが「あの人は、いろんな人に愛されてたんだナァ~」と渡さんのことを話してくれてのが印象的でした。

投稿: ママン | 2005.04.30 09:12

こんばんは〜、ママンさん。
『足助のかじやさん』でも
いとうたかおさんをはじめ
渡の追悼という感じだったんですね。
かつて渡に縁のあった、中山容さんが
亡くなられたときに、そうであったように
しんみりとした感じでは
なくて、陽気にどんちゃんやったのでは
ないかと推察します。
自分も9日には吉祥寺のマンダラ2
に行く予定にしてます。
イラストの件、お話ししてくださったんですね。
どうもありがとうございます。

ママンさんもよろしかったら、
いつものように5月のスケジュール送ってください。
また例のようにご紹介したいと思います。

投稿: face(ママンさんへ) | 2005.05.01 21:32

そうですね、早速送らせてもらいます。
いつもありがとうございます。

さぁ、明日は加川良さんです。
もうすでに売切れ・満員御礼になってます。
がんばって準備します。

投稿: ママン | 2005.05.01 21:54

こんばんは〜、早速紹介させていただきました〜。
加川良さん、すごい人気ですね。
なかなか、名古屋方面へは行く機会が
なくてごめんなさ〜い。
ですが、5/9日の吉祥寺マンダラ2は
行く予定にしてます。
いとうたかおさんもたしか出演
なさると思いました。
実はいとうたかおさんは
そうなると初めてなんです。

投稿: face(ママンさんへ) | 2005.05.02 23:01

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