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2005.03.12

グッドナイトアイリーンとシェフチェンコ

レッドベリーのグッドナイトアイリーンという曲を高田渡が歌ってるのは知っている。大好きな曲なのだが、わからないのが歌詞。レッドベリーといえば一昔前の黒人のアメリカ人。牢屋にはいっていたらしい、とそこまでは鈴木カツさんだったっけ、その人の本なんかを見れば書いてある。しかも渡の音楽のルーツにもなってるらしい。英語がわかないないので、その歌詞の意味がわからない。しかし渡が歌ってる歌詞はシェフチェンコというウクライナの詩人の歌詞らしい。なぜ? そこがわからない。「靴が一足あったなら 私も踊りを踊るのに その靴さえもないのに 靴さえもないのに 笛や太鼓を叩いても ただ切なさばかりが増すばかり この世が嫌になるばかり 嫌になるばかり アイリーングッドナイト アイリーングッドナイト グッドナイトアイリーン グッドナイトアイリーン アイ シーユー イン マイドリーム 裸足で野原に出ていって 他の定めを探そうか わびしい私のこの定め 辛くあたらずいておくれ アイリーングッドナイト アイリーングッドナイト グッドナイトアイリーン グッドナイトアイリーン アイ シーユー イン マイドリーム 他の娘はみんな出て 紅い靴はき踊るのに 私一人が彷徨って 私一人が彷徨って 人に使われ楽しみも 恋も知らずにいるうちに 眉は薄れてゆくばかり 眉は薄れてゆくばかり アイリーングッドナイト アイリーングッドナイト グッドナイトアイリーン グッドナイトアイリーン アイ シーユー イン マイドリーム」ロシア革命以前、ロシア皇帝の時代の詩らしい。それがどうしてアメリカのフォークソングと結びつくのか? どなたか教えてくださいませませ。

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コメント

faceさん、またまたおはようございます!
この詩、せつないですよね。夢に託す一筋の希望の歌のように思います。たとえそれが儚い夢であっても歌わざるを得ない感じ。いつも耳からしか聴いていなかったので、改めて目で見ると、また違う悲しみ、せつなさを感じます。でも高田さんの歌い方がやさしいので、救いを感じます。
この歌を聴くと「道」のジェルソミーナを思い出してました。私の中ではこんなふうな女性なんです。あと、まゆが薄くなるというのは自分のことみたいです。私は母譲りでまゆが薄くて、まゆがこれ以上、薄くならないように、少し濃いめにかいています。靴やまゆは女性の幸せの象徴なのかもしれません。くつが一足あったならと思う気持ち、裸足でも野に出ていこうかという気持ち、あるでしょうね。

ロシアとアメリカンフォークのことについては私はまるでわかりません。答えがわかるとよいですね。
きょうもよい一日をお過ごしください。
ではまた!

投稿: chiiko | 2005.03.13 09:40

またまたこんばんは〜、chiikoさん。
どうしようもない人生ってありますよね。
それは時代的なものもあるかもしれないし、
ただただ受け入れるしかないような…。
でも、そんな歴史にも転換期というのは
やって来る。たとえば公民権運動なんかを
見てみると、そこには水面下で確実に
そのような運動があったわけです。
バスボイコット運動のきっかけになった
ローザパークスさんとかキング牧師の運動ですよね。
でもそれまでは、民衆はこんな歌を歌って
その日その日の魂を鎮めて暮らしていたのでは
ないでしょうか。ゴスペルなんかにも
そんな感じを受けます。

普通に考えれば、シェフチェンコの詩をどこかで
読んだレッドベリーが曲を付け、歌ってヒットした。
それを日本語の訳をのせて渡がまた歌っている
ということなんでしょうか。

投稿: face(chiikoさんへ) | 2005.03.13 19:06

こんばんは♪

これは毎度おなじみ、高田渡さんの得意ワザではないでしょうか。
本で読んだ詩を、アメリカのフォークやブルースに乗せてみるというやつ。
一種の替え歌ね。

つまり、渡さんが本で読んだシェフチェンコの詩を、レッドベリの曲に乗せてみたのではないかと。
最初にレコード化した時は、"GOODNIGHT IRENE"のリフレインは歌っていなかったと思います。
日本でもモダンフォークで有名な曲なので、今はサービスみたいな感じで元歌のリフレインを混ぜてるんじゃないのかしら。

→"GOODNIGHT IRENE"
http://www.rmbwoc.com/rick/guitar/goodnight_irene.html

投稿: 幻泉館主人 | 2005.03.15 04:55

こんばんは〜、幻泉館のご主人。
どうも有り難うございます。
直接、ご主人に伺おうかなと
思ったのですが。
やっぱりこういうのはご主人じゃないと
わかりませんね。
なるほどそうでしたか。
レッドベリーがシェフチェンコの
詩を読んで感激してそれに曲を
つけたのかと思ってしまいました〜。
英語が理解できないので
ただ感じで言うんですけど
レッドベリーが生きていた時代と
シェフチェンコのこの詩に
共通点みたいなものを感じるのは自分だけでしょうか。
渡氏は、黒人の虐げられたあの時代とこのシェフチェンコの
詩に同じテーマをみたんでしょうか? 

昔、ピート・シーガーの曲と
アゼンボウの詩を合体させたみたいにですね。
それから、まだまだ気になる曲があるんですけど、
出稼ぎの歌とかですね。

トンネルの唄は芝居の挿入歌なんでしょうか?
自由劇場ってガンさんとかもそうでしょ?
違いましたっけ?

投稿: face(幻泉館のご主人へ) | 2005.03.15 19:25

★高田渡さんをキーワードに、ネットサーフィンしておりましたら、ここに辿り着きました。レッドベリーの「おやすみアイリーン」は、基本的にはアメリカン・トラッドの流れから生まれたもので、「プレイ・パーティ・ソング」という範疇に入る「子守唄」として古くから南部アメリカンに親しまれてきたようです。渡ちゃんは若き頃、ぼくや国崎さん(東京フォークロアセンター主宰)、シバさんなどと、ウディ・ガスリー、シスコ・ヒューストン、ジャック・エリオット、ピート・シーガー、レッドベリーなどをよく聴いておりました。シェフチェンコというウクライナ詩人が書いたものを、レッドベリーの「アイリーン・・・」のメロディーに載せて唄ったことは、恐らく渡ちゃんがレッドベリーのオリジナル詞を自分なりに翻訳した結果、生まれたと思います。つまりレッドベリーの「アイリーン・・・」の内容と、シェフチェンコの詞は、かなりに似通っていたという点を、渡ちゃんは理解していたと思います。このセンスって凄いですね!レッドベリーの詩では、アイリーンは天国に召され、家族が彼女の想い出を「夢のなかに」に託すわけなのですが、詩の後半に面白い件(くだり)が登場します。「賭け事や放浪はもうやめて。家族を愛してください」という天国からのお願いコメント!?です。ぼくはちょっと気になりましたよ(笑)。

投稿: 鈴木カツ | 2005.03.19 12:10

こんばんは〜、鈴木カツさん。
鈴木カツさんてもしかして
あの有名な鈴木カツさんですか〜。
いや〜もう感激してます。
夢みたいです。数年前なんですが
『カントリー&フォーク決定盤』を読ませて
いただきました〜。面白かったですぅ〜。
今、HPを覗かせていただきましたが、
その他たくさん本出されていらっしゃるンですね〜。
僭越ですが、このblogの「フォーキーな連中」に
加えさせていただきます。

シェフチェンコの詩とアイリーンの内容の
共通性に目を付けられたセンス、確かに
おっしゃるとおりすごいですね〜。
賭け事もなんですか〜。
ちょっと気になりますね(笑)。

アメリカントラッドのそのルーツは
やはりアイリッシュフォークソングなんでしょうか。
また御著作、読まさせていただきます。

投稿: face(鈴木カツさんへ) | 2005.03.19 21:24

★フォーキー欄に加えていただいて光栄です!渡ちゃんも古い付き合いですが、飲み友達のなぎら健壱さんも付き合いが永いです。で、かれがプロデュースした『ヴァイオリン演歌 / 櫻井俊雄』という表題のCDに図々しくもバンジョーマンとして参加したおりますので、どこかで聴いてやってください。詳しい内容は、下記で。
http://www.iyobetomiji.jp/album/comm/92sakurai.html
★1960年代後半の東京フォーク・シーンですが、特にぼくが住んでいた築地周辺では、ウディ・ガスリー、ジャック・エリオットを聴く音楽ファンが多く、先に触れました東京フォークロア・センターの国崎さんを媒体として、日本語で唄うフォーキーが生まれてきました。つまり高田渡さんや、シバ、あがた森魚さん、なぎら健壱さんなどがこうした流れから誕生したのです。ぼくの大学の後輩、月島で洋服屋さんの息子として生まれた千本木さんは、ブルースハープ(ハーモニカ)が上手く、あがた森魚さんの自主制作デビュー盤『蓄音盤』(1970年発売)に参加しております。あまり語られておりませんが、亀戸に住んでおりましたジャック好きの矢作さんは、貧乏だった渡ちゃんにギブソンやマーティン・ギターをよく貸していたものです。なぎらさんは、渡ちゃんの「いちばん弟子」といった観が強かったです。ぼくの家(築地)と、なぎらさんの生家(銀座)が近かったせいか、話しがよく会い、直ぐに年齢の差(10歳)を忘れて友人となりました。といっても、酔っ払い仲間だったのですよ。ミュージシャンには失礼かもしれませんが、メロディーに触発されたうたつくりは、彼らが当時大好きだったミュージシャンから影響を窺うことができますよ。で、まず渡ちゃんですが、ウディ、ジャック、ミシシピ・ジョン・ハートがだいすきでした。シバさんは、ウディ、ジャック、ライトニン・ホプキンス、サニーテリー&ブラウニー・マギー、ジミー・ロジャーズ、なぎらさんは、ウディ、ジャック、ハンク・ウィリアムズ、ビル・クリフトンなどをむさぼるように聴いておりました。

投稿: 鈴木カツ | 2005.03.20 15:41

こんばんは〜、鈴木カツさん。
連夜のご訪問、どうもありがとうございます。
なぎらさんなんかとも
お友達なんですか〜 すご〜い。
確かに、「私的フォーク大全」なんか
読んでると、渡氏の一番弟子という感じがします。
最近? 出した『歌い屋たち』も面白かったです。

で、彼らが歌う前からそんな音楽の下地が
築地界隈にあったわけですね。
それは関西フォークより前の
関東フォークの流れみたいなものそれが
「東京フォークロア・センター」だったんですね。

こちらもさっそく『USAフォークビート物語』
を読ませていただいてます。
とりあえず、ミシシッピジョンハートの部分から。
『系図』はまだもってないんですが、
『69』は2枚組のライブでも好きな曲です。
渡氏のギターも上手いと思うのですが
チーパースの久美子さんのアコーディオンも気に入ってます。
『告別式』ですか、この歌も好きです。
ギターのことはよくわからないのですが、
鼻歌で良く歌ってまして、いつだったか
なんのきなしに「お金ばかりを借りて…
僕は死んでしまったのだ」なんて歌ってら、
それを横で聞いてた同僚が突然
怒り出したことがありました。
身に覚えがあったのかもしれせん(笑)。

ご自分でもバンジョーを演奏されるんですね。
なんとか節というのが多いですね。
友人で神谷君というのがおるんですが
かれがプロヂュースした、「ジンター・ナショナル」
というのにもそんなような、
なんとか節というのが入ってました。
どこかで是非聞かせていただきたいと思います。
それに、本のプロフィールにあったんですが、
ジャケットのデザインもされるのですか〜。
すごーい。

またHPのほうへも寄らせていただきま〜す。

投稿: face(鈴木カツさんへ) | 2005.03.21 00:33

♪昨夜、横浜のなぎら健壱ライヴを観にいき、渡ちゃんの訃報を知りました。楽屋でなぎらさんと泣きじゃくりました。ライヴの後、お通夜に二人でお伺いしようと思った矢先、高田家のご都合でおこなわれないことを知りました。何かの縁でここに渡ちゃんの思い出話を書いたばかりなのに・・・。
 こころからご冥福をお祈りいたします。

投稿: 鈴木カツ | 2005.04.17 19:27

こんばんは〜、鈴木カツさん。
ほんとビックリしました。
そして無性に悲しいです。
あの名調子が聞けないのかと
思うと胸が張り裂けそうです。
自分にとって落ち込んだときは
渡さんの歌を聞いて元気をもらい、
何回そんなことがあったか。
鈴木カツさんとも渡さんが結んだ縁で
こうやってコメントなんかいただいて、
今日も『貘』をつくった人から電話を
もらって、しばらく渡さんの思いでを
長話ししてしまいました。
渡さんはそうやって多くのお友達や
多くのファンに囲まれて、ある意味で
幸せだったと思います。
ほんの少し前、吉祥寺のいせやでも
いって飲もうか? 渡さんに会えるかもしれない。
なんて話してたんですよ。
もう会えないんですね。

投稿: face(鈴木カツさんへ) | 2005.04.17 20:16

みなさんのやりとりを読ませていただきました。明日、この曲歌うので、原曲の英語を、どんなことなのか、読んでいて、何かないかな~って探していました。

原曲(英語)は奥さんとの間にアイリーンが生まれ、でも離婚することになって、彼はアイリーンの親権を主張するのだけど、こんなお幼い子、ダメよ、と言われて、結局、幼いわが子に会えず、夢で逢うという歌詞ではないでしょうか。かなりやりたい放題をやってきた人なので、こんなことになってごめんね、子守歌を歌うよ、会えないけどね。という歌詞な気がします。

投稿: 植田麻実 | 2016.02.05 23:41

こんなところまで来ていただいてありがとうございます。本日、この歌を歌われたんですね。英語で歌われた? それともシェフチェンコの詩を乗せてですか? 反響はどうったのでしょうか。

なるほど、そういう意味だったんですね。どうも英語がだめで(日本語もまともに話せないもので)。いといろと教えていただきましてありがとうございます。

投稿: face(植田さんへ) | 2016.02.06 22:20

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