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2005.01.08

微笑みの生まれる場所

ご近所のいわさきちひろ美術館で行われている長倉洋海さんの写真展。今日は「微笑みの生まれる場所−子どもたちの涙と笑顔−」というタイトルで講演会があったので行ってきた。何回かこのblogでも紹介しているし、TVでも『ようこそ課外授業』にもでていて、有名なフォトジャーナリストだ。新日曜美術館でも近々紹介されるらしい。先週の土曜日がアフガニスタンの指導者のマスード。その時も話す前から泣いたらしいが、今日もはなしながら、自分の撮った笑顔の写真のスライドを見て、その時の状況とか思い出すのか、目に涙を浮かべて話すのが印象的だった。若いときはピューリッツア賞を取ろうと思って野心に燃えてたらしい。それがソマリアの難民キャンプで食べ物を求めて列に並んでる子供たちにカメラを向けたときから変わった。そのときに自分がこの子だったらどうするだろうと思ったというのだった。いままでそこに生きる人たちの気持ちを考えられなかった自分に気づいたらしい。そして彼は言う「出会った人と自分の心を重ね合わせることの大切さを思うようになった」と。そして彼もまた笑顔で、被写体にせまってきたんだということを力説していた。もちろん笑顔だけではないが、苦しみも悲しみもあるけれどそれを乗り越えた人々の顔がどんなに美しいかこれからも撮っていきたいと。また笑顔の人が好きだとも。

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コメント

faceさん、おはようございます!
行ってきたんですね。
faceさんの感想を読んでいたらいろいろな人の気持ちが伝わってきて、私もなんか涙が浮かんできました。
写真を撮るというのは、心を重ね合わせるということなんですね。フォーカスってそういうことなんだなと、今、初めてわかったような気がします。その瞬間お互いが真にフォーカスした写真は、また人の心を打つものなのでしょうね。
写真のことは見るだけで、何もわからない私ですが、なんか少しわかったような気がします。
新日曜美術館も見てみたいと思います。
ではまた!

投稿: chiiko | 2005.01.09 07:50

こんばんは〜、chiikoさん。
自分も心を重ね合わせるという部分に
共感を持ちました。
写真だけではなく、
いろんなものを理解するときに
人は自分の体験したことを
元に心を重ねるんだなということを
わかったような気がします。

投稿: face(chiikoさんへ) | 2005.01.09 23:33

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