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2004.12.09

フォークギターが欲しかった

gwansann


ォークソングが流行った頃、ごたぶんに漏れずギターが欲しかった。ドレミも知らないし、チューニングもわからないが欲しかった。でも家には既にガットギターがあった。すぐ上の兄貴が買っていたのである。当時、ガットギターは馬鹿にされていた。それは、『禁じられた遊び』を弾くか演歌を歌うためのものだった。要するにかっこわるいのである。であるが、ないものはしょうがない。太いネックがじゃまをしてコードが押さえられない。コードが覚えられない。当然、渡がやっていたようなピッキング、正確にはなんていうんだろう。カーターファミリーピッキングだったかな? そんなもの弾けるはずもない。それでジャカジャカ鳴らす。コードはCとかEとかそんなやつ。そんなんだから、たいした曲が弾ける訳がない。『漕げよマイケル』ぐらいなら弾けたような気がする。それでも欲しかった鉄の弦のギター、フォークギター。それでも買ったフォークギター。3ヵ月で弾かなくなった。
今、『高田渡トリビュート』の佐藤GWAN博さんの『ブラザー軒』を聞いている。あれから30年。ガットギターがこんなにも、かっこよく優しいものだとは知らなかった。そして唄がまた優しい、ガンさんってやっぱりこんなにやさしかったんだな〜。渡の『ブラザー軒』ももちろんいいけど、ガンさんにしてやられたり。菅原克巳の詩を知ったのもやはり高田渡だった。♪東一番町ブラザー軒 ガラスのれんがきらきら波打ち あたり一面氷を噛む音♪ 意味はよくわからないが、七夕の夜におやじと妹の幽霊が僕の前にあらわれたという詩らしい。詩人の父や妹はもう亡くなっていたのだろうか? とにかく、静かに静かに彼のギターと唄を聞いてもらいたい。どんなにささくれだったこころも平静に心地よく落ち着き、自分を取り戻すことが出来るに違いない。あの哀しいアルペジヲの魅力によって。ガットギターは誰によって作られた?

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コメント

こんにちは!
ギターにはフォークとガットがあるのですね。
私の兄もギターを初めて買った頃よほどうれしかったらしく、私は半ば強制的によく聞かされてました。やかましかったです。
ガットギターはかっこよく優しい音なんですね。
『高田渡トリビュート』買ってよかったですね。図書館で調べたらまだ置いていませんでした。『日本に来た外国詩…。』というのがありました。
養命酒のCMにはまだ出会ってません。それが私は私よなのですか。
この絵もかっこよくやさしいですね。
では、また!

投稿: chiiko | 2004.12.10 14:36

え?養命酒って、
渡さんが養命酒のCMに出てはるんですか??
何時ごろやってるんですか?

投稿: なのか | 2004.12.10 15:23

こんばんは〜、chiikoさん。
昔はガットギターは僕にとっては
あまりカッコよくはなっかたんですが、
ガンさんのおかげで目がさめました。
とても素敵な楽器です。
フォークソングにとって。
もちろん、ギター曲を弾くには
これ以上にいい楽器はありません。

『日本に来た外国詩』これは最近のCDで
音楽的にも申し分のないCDで
最近までこれっばっか聞いてました。
なんでもし予約がなかったら、
早速予約を入れることをお勧めします。
昔の渡のイメージとはずいぶん違うと思います。
『私は私よ』はこのCDにもはいってて、録音もご機嫌にのれますよ。佐久間順平さんなんかの音楽的テイストかな。

投稿: face(chiikoさんへ) | 2004.12.10 23:52

こんばんは〜、なのかさん。
関西ではどうかわかりませんが、
関東では、養命酒のCMがやってまして。そんなに多くはありません。週に一度聞くか聞かないか。CMソングを渡が歌ってるんですよ。最近よくライブでリクエストされるらしんですが、なかなかノラリクラリかわして、歌ってくれないらしいですよ。もし機会があったら聞いてください。それと『高田渡トリビュート』の最後の曲『調査節』はしんきょくらしいです。アゼンボウらしいです。

投稿: face(なのかさんへ) | 2004.12.10 23:57

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