夜明けは誰の葡萄の一房だ

忘年会シーズンだからという訳ではないが、今日は佐久間順平さんが歌う渡のこの曲。『酒が飲みたい夜は』。佐久間順平さんといえば林亭。詳しくは幻泉館さんに語ってもらうことにして。池袋のシアターグリーンで行われていたホーボーズコンサートなんかで活躍されていた。器用な人で楽器ならなんでもこなす。特にフィドルなんかを手にすることが多い。今日はこの曲、詩は詩人の石原吉郎さん。いまさら何も付け加えることはあるまい。たっぷりとこの詩を味わっていただきたい。特に気に入ってるところはやはり「夜明けは誰の 葡萄の一房だ」というところ。どうすればこんな言葉がでてくるんだろう。やはり詩人は詩人。さあ酒でも飲むとするか。
酒が飲みたい夜は 酒だけではない
未来へも口をつけたいのだ
日の明け暮れ うずくまる腰や
夕暮れとともに沈む肩
血の出るほど 打たれた頬が
そこでもここでも まだ火照っているのに
うなじばかりが 真っ青な夜明けを
真っ青な夜明けを待ち望んでいる
酒が飲みたい夜は ささくれ立った指が
着物のように着た夜を剥ぐ
真夜中の大地を 掘り返す
夜明けは誰の 葡萄の一房だ
酒が飲みたい夜は 酒だけではない
未来へも口をつけたいのだ
日の明け暮れ うずくまる腰や
夕暮れとともに沈む肩
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Tracked on 2004.12.17 at 11:56 PM








Comments
こんにちは!
忘年会だったのですね。夕暮れとともにですか。それでお金はご自分で払ったのですね。私、忘年会の経験がほとんどないのでよくわからないのですが、社内でやるような忘年会は会社持ちでした。お酒にもいろいろなお酒があるんですね。私はつき合うで飲むことはほとんどなくて、家で飲みます。飲むと少し陽気になって少しおしゃべりになります。昔の音楽を聴きたくなります。つらい時には、あまりお酒は飲みません。
この詩、すごい迫力ですね。
「真っ青な夜明け」という表現は初めて出会いました。私はターコイズブルーの夜明けを待ち望んでいます。では、また!
Posted by: chiiko | 2004.12.18 at 04:00 PM
こんばんは〜。chiikoさん。そうなんです、社内の忘年会。社員は実は自分一人。あとは全員役員です。それぞれみんなじぶんでお金出しました。変わってるな〜。まあでも楽しいお酒でした。またケンカしないようにじゅうぶん気をつけましたから。な〜んちゃって。ところで、この詩の言葉は鮮烈ですよね。大好きな詩です。きょうもまた酒でも飲もうかな? 渡のように。
Posted by: face(chiikoさんへ) | 2004.12.18 at 07:07 PM