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2004.09.21

台座の上にはなにがあるの?

mugenn.jpg 自分が描いた下手な絵でも額縁に入れると途端に上手く見えるのは何故だろう。ルオー爺さんは自分の絵に額縁まで描いてしまった。それと同じように、自分が作った下手な粘土細工を台座の上に載せると突然上手く見えるのは何故だろう。それ等のことを逆手にとって、マルセル・デュシャンは美術館に便器を陳列した。それまで彫刻にとって台座は必要不可欠なものだった。台座の上に載ってるのが彫刻であり、何か特別なものだった。しかもそれは神聖なものだった。ブランクーシはその台座を無限と思えるほどに何段も何段も重ね、とてつもなく高い台座にしてしまった。下から人間が見上げてもその上に載っている作品は見えないに違いない程に。実際、その台座の上には何もない。何もないが、何もない空間があり天がある。そしてその天が作品であり、神聖なのだ。そのことを僕はコンスタンティン・ブランクーシという彫刻家から学んだ。

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コメント

トラックバックありがとうございました。
ジョルジュ・ルオーは大好きな画家です。
幾重にも重ねられた絵の具によって、彫刻のようでもありますね。
話が逸れてしまいましたが、おっしゃるように巨匠コンスタンティン・ブランクーシの
作品には宇宙空間が広がっているような気がしました。

追記
この秋開館する国立国際美術館(大阪市北区中之島)で
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展があるそうです。

投稿: Kstyle | 2004.09.22 00:53

おはようございます。Kstyle さん。
ルオーがお好きなんですね。詩人の茨木のり子さんが、「私が一番綺麗だったとき」という詩の中で「ルオー爺さん」といってるのが好きでつい「ルオー爺さん」と書いてしまいました。

「水戸芸術館」というのがあって、行ったことはないんですが、磯崎新設計のタワーがあって、そのタワーが無限柱をモチーフにしたいうことを最近知りました。「国立国際美術館」がオープンするんですね。大阪へは一度も行ったことはないんですが、機会があれば是非行ってみたいと思います。最近美術館からは足が遠のいていて、「東京現代美術館」というんでしたっけ。ピカソ展があるらしいですけど、そこも行ってみたいと考えています。

追伸、以前Kstyleさんが紹介されてた無印の嬬恋のキャンプ場、泊まりはしませんでしたが、覗いてきましたよ。やはり、MTB、釣り、カヌーとか楽しそうでした。来年はそこにしようかな? なんて考えてます。

投稿: face(Kstyle さんへ) | 2004.09.22 07:21

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