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2004.07.14

するって〜となにかい

「するって〜となにかい、黒人は愛の歌を歌っちゃいけねーとでもいうのかい?」こんな気持ちで、ラングストンヒューズはこの愛の歌『失業手当』を歌ったに違いない。底辺にあるもの、きたないもの、よわいもの、名もないもの、道ばたの草、なんの変哲もない石ころ。そんなものにも愛を歌う権利はある。
 そういえば手塚治虫のマンガで『アディオス・ノーチェス』というのがあった。メキシコで生活する日本人の主人公の少年がある日馬に乗って遠出したときに、崖から落ちて足をくじいて動けなくなった。何日も動けないで喉が渇く彼を助けたのはサボテンだった。夜になると話しかけてくるそのサボテンに彼はノーチェス(夜)と名をつけた。サボテンは女性の姿になって自分の水分を与えつづけて、助けがくるまでそうやって彼を支えていた。そしてその後家族は日本へ帰る。父親は窓際族、主人公も学校でいじめにあう。そんなときに主人公にノーチェスの声が聞こえてくる。はるか遠いメキシコから考えられるあらゆる手段をつかいそのサボテンは歩けもしないのに主人公のもとにやって来るのだった。
 これは植物にも感情や愛はあるのだといのがテーマになっている。誰も見向きもしない道ばたに生えているただの草にも人を愛する気持ちはあるのだ。ましてやどんな職業に就いていようが、どんな家に住んでいようが人にもまた人を愛する気持ちはあるし、その重さは変わらない。地方の片隅で生活しいればこそできる愛のうたもある。
(↑う〜ん。なにをいおうとしてたんだっけ? 失敗。でもここまで考えたということで残すことにする。もうすこしあたためたらまとまるかもしれない。)

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