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2004.07.15

まっぷたつの子爵3—善性と悪性とプラスとマイナスと—

 以前、『まっぷたつの子爵』の感想をかいた。悪い子爵と良い子爵、一人の子爵がまっぷたつに別れてしまうというお話だ。そして僕はこの両方とも必要なのだということを書いた。そして、読んだ心理学の本に、そのことに関連しているのではないかということが書かれていた。
 コップに水が半分あるとき、「まだ半分もある」と思うのがプラス思考であり、「もう半分しかない」と考えるのがマイナス思考だ。であるが、仮に自分が砂漠に一人残されてしまったときどう思うか。いつもプラス思考でいかないといけないと思って、「まだ半分も水がある」と認識してはいけないのだそうだ。そうゆう状況の場合は「もう半分しかない」と思う方が正解らしい。ポジティブ思考という風潮は人生の片面を強調しているにすぎないのだと。たとえば、良い子爵だけをみるということ。それはそれで、プラス思考にたったほうが楽しいし、いろんな局面を乗り越えられることもある。しかし、だからといってそれ以外の考え方を切り捨てるのはそれこそマイナスなのだと、その本はいっている。「リフレーミングは、ネガティブな見方をポジティブなものにすることを狙いとするけれども、それは単に慰めをこじつけるものではない。その本質は、見えなくなっているもの、見過ごされているものを、いかに見いだしていくかということにある。それはきはめてクリエイティブな作業であり、私たちがそこそこ快適に生きていく上での大事な知恵なのである」とあった。
 だから、善性と悪性、プラスとマイナス。どちらの考え方もありとする、そうした柔軟な考え方こそが、今の時代に求められているのではないだろうか?

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