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2004.03.11

悲しいレモン水

売り娘を探そうとして
思いでの中を帰ろうとするたびに
僕は内なる階段を降りてゆく

エンドウの花が
風に揺れている夕暮れ
呼びもしないのに
やって来るまやかしの言葉に
酔ってしまった桃色の頬は
世界の確かさにその模様を広げる

僕は悲しいレモン水を
一気に飲み込んで
故郷の鉛の空に
たった一つの心を鳴らした

hat2.jpg

face

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コメント

こんばんわ、faceさん。

それぞれの一行が、すごく綺麗。切り抜いて貼っておきたい気分です。

悲しいレモン水・・・いいなあ。こんな言葉出てこない、私。

何せ私のは、「説明しないと気がすまない詩」ですからね~。自分で言っててどうするって感じですけど(笑)

投稿: つきのこ | 2004.03.12 23:26

いや〜。上っ面だけです。
もともと考え深くはないんですが、
この年になるとあまり深く考えたり、
ものを感じたりする事が少なくて。
それではいけませんよね。
もっと自分の気持ちに忠実な
そんな詩がかけたらいいなと思ってます。

投稿: face | 2004.03.13 08:13

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