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2004.03.13

「誰もいない海」を見たいと思った

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に出ると、思いがけないものに出会うことがある。「誰もいない海」を見たいと思った。そういう気分だった。地図を調べて、青森県下北半島の六ヶ所村より少し北の砂丘地帯に狙いをつけた。そして行ってみた。それは夏だった。確かに人はいない。絶対にいない。こんな寂しい北の海を見に来る奴なんて絶対にいない。と、確信した。が、瞬間に髪の長い少女があらわれた。一瞬目を疑った。でも、現実だった。向こうもこちらを意識して見ている。な〜んだ、自分と似たような考え持ってる奴もいるんだなと思った。そして仲良くなれたらいいなと思った。だけど二人の間には川があった。ちょっと広い川が。ここは思い切って飛び跳ねて、渡るしかあるまい。と、飛んだ瞬間足を捻挫した。そして気が付いたら、その少女はもういなかった。これ、本当の話。
はり「誰もいない海」なんてあるわけないと思いながら、尻屋崎についた。そして、その先のなんか鉄道の遮断機みたいなゲートをくぐって半島の先にでると見事に視界が開けて、かっこいい灯台と馬と広い芝生が見えた。その地に一つの碑が建っていた。その碑には、

あきらめの旅ではあった
磯のさきの
白い燈台に
日がさしていた

要吉

とあった。鳴海要吉の歌だった。それは、まさにその時の自分の気持ちを代弁してるかのようだった。自分で無くてもあそこへ行ったら、誰でもそう思うに違いない。思いがけない歌との出会いだった。

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コメント

誰もいない海・・・いいですね。
私も出来ることならそんな空間、行ってみたいです。
写真も雰囲気がありますね~。
尻屋崎のその碑に書いてあった歌との出会い・・・
そう言う事があるから、旅っていいですよね。

投稿: ぽっかぽか | 2004.03.14 06:33

ありました。「日常か抜け出せそうな気がする」音楽。今、小曽根真トリオ「ノー・ストリングス・アタッチト」を聞きながらかいてます。

もし、機会があったらおすすめします。尻屋崎。JRのポスターにも使われてました。「寒立馬」も有名です。

投稿: face | 2004.03.14 10:18

こんにちは。
私は誰もいない海に与論島で出会いました。
やっぱりあるところにはあるんですよね。

ところで、南沙織さんって可愛かったですよね。
ふと思い出しました。

では、また!

投稿: chiiko | 2004.03.14 17:51

こんにちは。
あるところには、あるんですね_。
そうゆう気分の時にはそんなところにしばらくいてみたいと思います。

そうですか。南沙織さんですか。シンシアですよね。
彼女の歌にもありましたね。「誰もいない海、二人の愛を確かめたくてー…」

吉田拓郎の歌には彼女のことを歌った唄がありました。「シンシア」。
「懐かしい人やー街ちを訪ねて…」たまにカラオケで歌います。篠山きしんの奥さんですよね。可愛かったです。

投稿: face | 2004.03.14 19:15

こんばんわ、faceさん。
ここだったんですね、誰もいない海。
碑って、ちゃんとあるべき場所にあるんですね・・・

私が見た碑の前にも、海が広がっていました。
やっぱり誰もいない海でしたけど。
その碑の言葉が際立つかのような、鮮やかな冬の晴れ間。
海面は鏡のように輝いていました。

投稿: つきのこ | 2004.03.14 23:09

いあー。結構あるんですね。誰もいない海。
そうすると自分だけですかね見てないのは。

そうですね。
やはり碑は海の見えるところが似合いますよね。
あの碑も蒼い空と蒼い海が似合いますね。

投稿: face | 2004.03.15 10:14

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