ビートルズナンバーとアイリッシュとエミルー─円還の音楽
「ビートルズもアイルランド音楽の影響を受けている」となにかの本で読んだことがある。その曲がアメリカのミュージシャンが取り上げて歌い、そしてアイリッシュ・ミュージックの名手、フィドルのAly Bain(アリー・ベイン)、パイパーのディヴィ・スピラーン、ブズーキのドーナル・ラニーといった人たちが演奏する。なんだか音楽はもとへ戻って行くみたいだ。イギリス、スコットランド、アイルランドで生まれた古い民謡の元は、形を変え口伝えで時を越え、国を越え、そしてまた形を変え、生まれた国に帰っていくものなのだろう。それは永遠に円還するように思われる。著作権のない音楽は、時代の言葉や楽器を身にまとい、人間の生活という翼に乗って永遠の円還の旅を続ける。あんまり著作権がどうのこうの言う現代は、ビッグビジネスの幻想にやられちまってるのでは? 人類の価値を共有、つまりクリエイティブコモンズの考えに立った音楽がこれらの音楽ではないのだろうか?








Recent Comments